X-Cubeがkickstarterに

3x3x3の4側面が1マスぶんだけ飛び出たキューブ・・・それがX-Cube。

ソルブ状態




色だけでなく形まで変化するルービックキューブ「X-Cube」

イリノイ工科大学の学生によって設計され、「アイデアショップ」 の3Dプリンターによって製作されたもの。
今までもコンセプトはあり、日本でもGigazineにて紹介されていました。
限定的ながら(アイデアショップにて)販売されていましたが、今回、クラウドファウンディングサービスkickstarterにて資金調達を行って大量生産・一般販売を目指すとのこと。
The X-Cube Scrambled
スクランブル状態

kickstarterのシステムは、「クラウドファウンディングサービス」の名の通り。
今までの資金調達を行う手法であった投資やカンパに似ていて、商品化すること、されるモノを望む人が好きなだけお金を寄付するというもの。
さらに"公約"として、一定額以上の寄付をする人に何かしらの対価が与えられるのが主流です。

例えば今回のX-Cubeの場合、1ドルから寄付が可能で、対価は以下のようになっています。
・5ドル以上 ・・・ 3DモデルデータSTL
・30ドル以上 ・・・ (米国内のみ)製品の先行販売、限定100個
・35ドル以上 ・・・ 製品
・55ドル以上 ・・・ 製品+いわゆる殿堂入り(このサイトに名前が載る)
・70ドル以上 ・・・ 製品2つ
・250ドル以上 ・・・ アセンブルとステッカー貼りが完了した製品+逐一連絡が来る
ということは、日本から寄付して製品がもらえるのは35ドル以上からで、70ドル以下の寄付でもらえる製品はアセンブルとステッカー貼りを自分でやらなければいけなさそうです。

このプロジェクトは7/7までに3万ドルの寄付を募れないと没となります。
現在までに寄付金は4000ドルに上っています。 なお、寄付金の支払いはAmazon Paymentsによって行われます。

このブログの趣旨について

「このブログって?」

このブログでは、大型・特殊なルービックキューブについて取り扱います。
スピードキュービング用のキューブについては、日本ではtriboxさんが安く・手広く揃えています。

ニッチで、大量生産されないがために高価なキューブをメインに扱います。
現在は情報やニュースの提供のみですが、将来的には輸入販売も視野に入れています。



「どんなキューブが対象なの?」

主に3Dプリンターによってモデルから作られたキューブや、
個人による既存のキューブが改造されたもの(いわゆるMOD)が対象です。


例を挙げるなら、TomZ氏による4x5x6の直方体キューブ。
氏本人の3x4x5キューブの発展版ですが、こちらは大量生産されていません。
http://www.tomvanderzanden.nl/thumb.php?f=Li9wdXp6bGVzLzR4NXg2IEN1Ym9pZC9waWMxLmpwZw==&s=450&h=88ff84fa2c731d1dc7ad4fba20ee1dd3http://www.tomvanderzanden.nl/thumb.php?f=Li9wdXp6bGVzLzR4NXg2IEN1Ym9pZC9waWMzLmpwZw==&s=450&h=b27f64000ab8870a69e1c370d37dbfef

(Master、Professor) Ghost Cubeはハンドメイド/MODのキューブですが、
これらも日本のサイトではあまり見ることのないキューブです。
Ghost Cubeは3x3x3、Master~は4x4x4、Professor~は5x5x5を元にして作られた、
色分けされていないキューブで、有名なミラーブロックと違い
立方体の形のままでは全方向に回せません。


https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNozf6QoxwDIKtwDw-Uuo4pSmYTJLsXF135HA-sP4t6Z8sPCoqZUMbt32ooe6zvSkTM_N5P86FGxWy5XbMNR7br56g6u1XvFFjMkiCsTl_RRMjaeNNqYaUK93HcW426eHQoPLgaFUC-gU/s1600/P1010211.JPG http://twistypuzzles.com/museum/large/02923-01.jpg http://twistypuzzles.com/museum/large/03055-01.jpg


このブログではこのようなキューブの入手方法や流通について詳しく解説していきます。